| 行政とNPOが契約を交わした社会資本のマネジメントについては、NPOの側の業務遂行能力を確保することが必須である。より高い質を確保するためには、行政と個々のNPOが直接連携するのではなく、地域ごと、テーマごとに中間支援組織(5)などを介して連携を深め、相互の距離を埋めていくことも有効な手段である。中間支援NPOが核になりながら、事業ごとに個々のNPOがネットワークを組み、それぞれの専門性を活かすことで、相乗効果を高め、質の高い事業を展開する結果となる。このような中間支援NPOの支援策を整備することも、今後、行政の重要な課題となると考えられる。
NPO側としても行政と対等なパートナーシップを推進するためには、自らを地域を基盤とした自立した事業体として認識し、継続して組織や事業を維持できるような力をつけていくことが重要である。そのためには単なるボランティア団体ではなく、市民の意見を反映することができるコミュニティビジネスの主体であるという視点を持つことが不可欠である。 |