408．課題の本質をつかみ、変化を創り出す
「NPOのための課題解決思考 --システム思考講座」
講座概要
| 講座No. | 408 |
| 期間 | 2015年6月15日(月) ～ 2015年6月22日(月) |
| 回数 | 全2回 |
| 定員 | 20名 |
| 会場 | NPOサポートセンター 銀座研修室 |
| 受講料 | 各回10,000円（全回受講18,000円） ※ＮＰＯサポートセンターの会員（個人・団体）の方は、会員価格（2割引）で受講が出来ます。 ※学生は、学割価格（2割引）で受講できます。受付で学生証を提示してください。（社会人大学生・大学院生は対象外） |
内容
NPO/NGOが取り組む社会や地域の課題は非常に複雑です。課題解決思考である「システム思考」は、このような複雑な課題の解決に取り組むNPO/NGOスタッフに必須のスキルです。
本講座では、演習やワークショップを通じて、自身の思考パターンを把握し、大局・全体像・根本を捉えた上で本質的な問題解決を目指すための基本スキルを学びます。
企業向けに非常に人気のある本講座を、NPO/NGO向けに、特別価格で提供いたします。
講座概要
| 回 | 実施日（時間） | 内容 | 担当講師 |
| 第1回 | 6/15（月） 10：00-17：00 |
「システム思考」入門編 複雑な状況の把握、問題解決にシステム思考がどのように役立つのかを体感し、基本を修得します。 （１）導入 （２）演習 シミュレーション・ゲーム「未来水産株式会社」 （３）振り返り 演習で起こったことやその原因について、システム思考のアプローチを用いて詳細に振返り、気付きを得る。 （４）システム思考の活用方法 システム思考を日々の業務で活かす方法、ツールを紹介。「時系列変化パターングラフ」、「ループ図」など。 ※「未来水産株式会社」 世界のビジネススクールなどで実績のあるゲーム型の演習。漁業経営を通じて、長期での資産の最大化を目指す。 演習と振返りを通じて、長期的視点、全体最適化、競争と協調のバランス、資源の持続的利用、コミュニケーションなど、様々な気づきが得られます。 |
後藤 拓也 |
| 第2回 | 6/22（月） 10：00-17：00 |
「システム思考」実践編
システム思考を実際の課題や業務で、実践できるように、理解をより深めます。 （１）導入 （２）レバレッジ・ポイント（効果的な介入策） 問題の構造を把握し、大きな変化を起こす「レバレッジ・ポイント」を見つける手法や考え方を実践的に身につける。 （３）現実の課題へのシステム思考の適用ワーク 現実の課題をテーマに、課題の構造化、変化の予測、解決策の整理など、普段の活動や業務に活かせるように実践を通じて修得。また、業務で活用する上で不可欠となる、対話（コミュニケーション）についても実践する。 |
講師紹介
後藤 拓也（ごとう たくや）
フリーランス / 変革ファシリテーター
大学時代は国際関係学を専攻。国際協力NGOや在日外国大使館でボランティア・インターンを経験。卒業後、社会課題のコミュニケーションをテーマに広告会社で企業・NGO等のコミュニケーション支援に従事。その後、英国シューマッハ・カレッジ大学院に留学。帰国後は、営業・講師・ファシリテーターとして人材開発・組織開発企業で勤務。社会や組織に望ましい変化を創り出そうとする個人や組織のサポート業務に従事。2015年5月より独立し、フリーの講師・ファシリテーターとして活動。自分自身、他者、そして自然とのつながりを取り戻し、そうした自己変容を起点に望ましい変化を創造する個人や組織と共に学び、成長する場づくりを行う。
